まどかマギカ 【叛逆の物語】ラストについて考察

2020年5月GW中に初めてまどかマギカを見ました。そしてドハマリしこの気持ちを世間様にぶつけたく、また最後のシーンについて納得のいく考察がなかったのでこの記事を書くためだけにブログを開設しました。(無料ブログなのでいずれ消されるかもしれません・・・)

 

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まずはこのシーンから考察します。

半分の崖と半分の月はまるでそこにあるはずのものが・・・そこにあって当然のものがないことを示しており、すなわちほむらが改変し、普通の少女として存在していたまどかがすでにこの世にいないことを示しています。

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このシーンからも右側にほむら、左側にまどかが描かれており崖の左側がないということはまどかが存在していないことを示していることが分かります。

エンディング後の世界は悪魔ほむらの支配下におかれたキュゥべえがボロボロなことから、魔獣によるエネルギーの回収が十分にできていないことが分かり、魔獣がほぼ存在しなくなるほどの時が流れていることが分かります。エネルギーが回収できない=穢れの浄化もできない=さやか、まみ、きょうこも穢れがたまり円環に導かれてすでにこの世にいないでしょう。まどかの死因については不明ですが魔法少女にはなっていないため普通の少女として幸せな人生を送り亡くなったと推測します。(キュゥべえ支配下に置いたほむらがまどかが魔法少女になることを許すはずがありません)

 

次は、茂みからカサカサと音が聞こえほむらが振り向くシーンですがほむらはもういないはずのまどかが来たのかと思い振り向いたのだと思います。それほどまでにまどかのことを愛しているためあり得ないとは思っていても期待してしまうのでしょうね。現れたのはキュゥべえであることが分かると、落胆しまどかがいたはずの方を(崖の左側)を向いてしまうほむら。

そしてダークオーブを取り出し、ダークオーブにまどかを重ね二人で踊っているかのように踊ったあと愛おしそうにダークオーブを見て微笑み崖から飛び降り自ら命をたちます。(この飛び降りのシーンは自ら命を絶つことを示しており、物理的にほむらをどうこうは関係ありません)

この飛び降りについて語る前に、エンディングを思い出してください。まどかが左側ほむらが右側で描かれており、左から右へ背景も移り変わっていき時の流れを示し最後には手をつないで二人で走り出します。このエンディングはただのエンディングではなくまどかとほむらが敵対することなく二人仲良く過ごしたことを示しています。僕はここを声を大にしていいたいのですが、ほむらは決して孤独ではなかった。確かにまどかと幸せな日々があったのです。

で飛び降りのシーンですが、まどかのいなくなってしまった世界でも再びまどかと会う方法が一つだけあります。円環のまどかですね。魔法少女は絶望すると穢れがたまり魔女となります。魔獣の世界は魔女となる前に円環に導かれる世界です。ソウルジェムと円環の力の一部が封印されたダークオーブが砕けるとき封印されていた円環と本体の円環がリンクし、円環のまどかに導かれる可能性は十分あると思います。

なので、ほむらはまどかのいないこの世界に絶望していたと思いますが、まどかにまた会いたくて自殺を選んだのだと思います。

とても悲しくて切ない物語でしたが、非常に感情を揺さぶられるアニメでした。

 

ここからはあまり確証がないんですが・・・

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この文字ですが、誰が見ていた夢?という意味らしいです。

なぜこのタイミングでだすのか何日か引っかかっていました。ナイトメアの夢の世界はほむらが自分が魔女になっていることを自覚したタイミングで夢から覚めています。であるなるならばこのタイミングでだすのはおかしいと思ってましたが、おそらくエンディング終わりまでを含めた内容がエンディング後のほむらが見ていた夢なのだと思います。誰が見ていた夢?の前にとかげが乗った看板のシーンがありますが左が Country of sweets(お菓子の国)で右が Good morning(おはよう)です。

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えらく左側に傾いているのはほむらが眠っているからなのではと思います。であれば茂みのカサカサ音で目が覚めハッとした表情にも納得です。上で書いた理由+この理由で振り向いたのだと思います。

 

 

以下、いろいろまとめ

 

悪魔ほむらによる改変後の世界は改変前と同様魔獣の世界である。

 

悪魔ほむらによる改変後の世界で桜の舞う登校シーンについて

ほむらがティータイムをしていますが、ともえまみと言ってまみの象徴であるティーカップを落とし、まみと決別を示す。

きょうこの投げたリンゴを受け取らないことできょうことの決別を示す。

さやかとは対話で決別する。この時のほむらの「すべての魔獣が滅んだあとそれもいいかもね」発言にてほむらは魔獣を滅ぼすつもりであることが分かります。

まどかとは将来敵対するかもしれないがほむらの「私はあなたが幸せになる世界を望むから」の発言により親愛を示しています。またこの時の会話でまどかの「自分勝手にルールを破るのって悪いことじゃないかな」の発言により最後のシーンでほむらの能力で時間を巻き戻すことを選択しなかったと推測します。

 

ほむらが悪魔化するシーンにてキュゥべえが「これでハッキリした。君たち人類の感情は利用するには危険すぎる。こんな途方もない結末は僕たちでは制御しきれない」の発言により、インキュベーターによる感情から得られるエネルギー回収のシステムは今後構築されません。

その後、悪魔ほむらの「私たちの世界に沸いた呪いを処理するにはあなたたちの存在が必要なの。協力してもらうわよ」の発言にてキュゥべえ支配下においたことが分かります。

 

飛び降りシーンのあとのおしまいとリボンで閉ざされた扉がエンディング前ではなく最後のシーンのあとにあることからも、エンディングがただのエンディングではなく物語の一部であることがわかります。

 

ホムリリィが生まれ断頭台へ向かい紫のトカゲが涙を流すシーンがありますが、あの時点では悪魔化していないので、悪魔ほむらを示すトカゲがいるのはおかしいし、ホムリリィとほむらの意識が分かれているような表現はおかしくって、声の感じもホムリリィとトカゲほむらでは全く違うので、寝ているほむらが見ている夢の中に登場した悪魔ほむらの意識では?とも思います。これから自殺しようとするホムリリィ、悪魔ほむらどちらにも言える「最後別れが言えなくてごめんね」の発言かなと思いますが、自分の考察とつじつまが合わないのでよくわかっていません。

 

続編については、自分の考察では映画前後編で唯一死を描かれなかったほむらの死が最後に描かれ、魔法少女5人の物語はこれで完結と思っています。あるとしたらほむらのダークオーブにインキュベーターによるなんらかの仕込みがあり円環のまどかがピンチに陥るとか、その結果インキュベーターを滅ぼしまどかも円環の役割から解放されるとか妄想はありますが、続編はないと思います。

 

ほかにも色々ありますが書きたかったことはかけたのでここまでとします。

この内容をもっといろんな人に知ってもらいため、どんどん広めていただければ嬉しいです。YouTubeにもいずれ考察動画をあげたく編集の勉強中です。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。